ベストケンコー 第五章 — 見慣れた道

このブログシリーズでは、ベストケンコーが日本を狙った最大規模の違法オンライン薬局である、ということについて語ってきました。ベストケンコーは、未承認医薬品の広告・販売を行っており、処方箋を求めず処方医薬品を販売しています。そして、不透明な供給先から提供された医薬品を配送しています。さらに、日本での処方箋薬の個人輸入について誤った説明をすることで、日本の消費者にウェブサイトは「合法」であるという認識を植え付けています。

ベストケンコーのネットワークが日本の消費者の健康を犯していることは疑いようがありません。しかし、ベストケンコーの運営は、決して単独で行われているのではありません。ベストケンコーの直接の運営者だけで運営することは不可能なのです。不正ビジネスが成り立つのは、いくつもの企業からの協力を得ているからです。これらの企業とは、未承認医薬品の供給元、決済を提供する決済代行会社や、銀行、そして、法的責任を取ろうとしないドメイン名レジストラなどです。

ベストケンコーは、アメリカ市場を狙った「偽カナダ薬局」の組織に類似しています。Solaris/Candrugなどの組織は「カナダの薬局」と称し、実際はインドなどから薬を仕入れているのにも関わらず、販売する医薬品はカナダの安全基準を満たしているものとして、アメリカの消費者を欺いています。同じように、ベストケンコーは販売している薬がアメリカや日本で未承認なのにも関わらず、アメリカや日本の安全基準を満たしているとしています。更に、ベストケンコーと深く関わっているSAVA GlobalとAlps Pharmacy は、Solaris/Candrugをはじめとする「カナダ薬局」と自称するオンライン薬局の薬の供給元であることが判明しています。

SAVA Global や Vaijanti Pharma などの医薬品供給会社の存在は深刻な問題です。SAVA Global は、2015年の7月に起訴された「カナダの薬局」と偽証する「CanadaDrugs」などにも薬を供給しています。先日の記事で述べたように、SAVA GlobalとVaijanti Pharmaは、ベストケンコーと手を結んで日本の法律を無視し、利益を上げ続けています。

他のオンライン薬局のネットワークと同様に、ベストケンコーは、不正行為に手を貸す銀行やドメイン名レジストラの存在によって支えられています。ベストケンコーは日本国民の健康と安全を脅かし続け、民間企業や政府の標的にもなっています。これからもレジットスクリプトは、公的機関及び民間企業と協力し、ベストケンコーの不正行為を阻止し、消費者の安全を守る為の最大の努力を続けます。


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