「日本語だから大丈夫?」ベストケンコーの新たな罠

私たちは、日本最大の不正医薬品販売組織である「ベストケンコー」について、以前何度かブログ記事を書いてきました。ベストケンコーは日本の法律に反し、安全性が保障されていない未承認医薬品を広告・販売しています。日本の薬局免許も持っていません。ベストケンコーは度重なる警告やドメイン名の停止措置にも関わらず、ウェブサイトが閉鎖される度に新たなページを立ち上げ、不正販売を続けています。

最近、ベストケンコーは日本語パッケージの未承認処方箋医薬品の販売をはじめました。

BestKenko Rogue Pharmacy

このような日本語のパッケージの未承認医薬品が出現したことは、日本の消費者にとって大変危険なことです。消費者は日本語のパッケージを見ることで、正規品だと思い込んでしまう恐れがあるからです。ベストケンコーは「安心の日本語パッケージ」と広告していますが、果たして本当に「安心」なのでしょうか。シログラ、ジマトラ、ジマリス、プロペストライド、これらは全て日本で未承認です。シログラ-100は100mgのシルデナフィルの成分を含んでいますが、日本ではシルデナフィルは25mgと50mgしか承認されていません。そもそも日本でシルデナフィル100mgという正規品など存在しないのです。これら未承認医薬品を広告、販売するのは日本の法律に違反する行為です。

BestKenko Rogue Japanese Language Packaging

シログラは「3箱ご購入でもう1箱プレゼント!」などと広告されています。このような販売方法はお菓子の安売りなどではよく見ますが、そもそも処方箋医薬品は医師から処方されなくてはならないものなので、「もう一個プレゼント」などという売り方は許されません。

では、なぜこれらの製品が危険なのでしょうか。答えは簡単です。インターネットで未承認医薬品を購入した場合、どんな製品が届くのかは全く分からないのです。インターネット上で販売されているED薬の約40%は偽造品というデータもあります。個人輸入で購入した偽造薬により、死亡疑いを含む複数の健康被害が報告されています。

BestKenko False Marketing Claims

ベストケンコーのウェブサイトには、「安心の100%保障」、「正規品保障」、「安心、安全」など、聞こえのいい広告文句が散りばめられています。しかし、これらの甘い広告文句の裏には、何の躊躇もなく違法行為をやってのける日本人ではない犯罪者がこうしたウェブサイトを運営しているという現実があります。このような犯罪組織であるベストケンコーから薬を買うことに、「安心」や「保障」などありえないのです。