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レジットスクリプトの調査書:違法医薬品販売ウェブサイトとGMOインターネットの関係について

Download the English report. 日本語のレポートはこちらからダウンロードできます。

弊社レジットスクリプトは公共の安全を守る世界規模の活動として、ドメイン名レジストラに無規制で危険な医薬品を販売するサイバー犯罪を行うウェブサイトを閉鎖するように要請を行っています。ウェブサイトにドメイン名を提供する「ドメイン名レジストラ会社」は世界に約千社ほど存在します。その大多数は弊社が通知する不正インターネット薬局ウェブサイトを積極的に閉鎖し、インターネットの安全性を高める事に貢献しています。

しかしながら、少数のレジストラは、危険な医薬品を販売するウェブサイトを閉鎖しません。日本最大のレジストラである「GMOインターネット」は、そのような非協力的な会社の一つです。レジットスクリプトはGMOインターネットについてのレポートを発表しました。日本に向けて不正に医薬品を販売するウェブサイトの約66%がGMOインターネットに登録されているとレジットスクリプトは推定しています。

GMO Facebook page screen shot

GMOインターネットが掲げるスローガン「日本を代表する総合インターネットグループへ」

レポートでも述べたように、不正医薬品販売ウェブサイトがGMOのサービスを悪用し、日本国民の健康と安全が脅かしているという通知、またウェブサイトの閉鎖要請を、GMOインターネットは何度も受け取っています。弊社レジットスクリプトはGMOインターネットに対し、世界中の大多数のレジストラはサイバー犯罪者にサービスを提供するのをやめている、と説明するため、あらゆる方法を試みました。メールで幾度となく違法薬局ウェブサイトについての通知を行いました。書留で手紙も送りました。何度も問題について説明しました。面会しようと日本にも行きました。

しかし、私たちの全ての試みに対し、GMOインターネットは「これはGMOインターネットの問題ではない。私たちではなく、他の所に言いなさい。」という返答を毎回繰り返しています。その間にも、静かにGMOインターネットは不正インターネット薬局とビジネス関係を持ち続けています。このGMOインターネットの対応は、世界中のほとんどのドメイン名レジストラが取る姿勢から大きく外れたものです。

これは次に挙げるいくつかの理由から、重大な問題であり、また、これは非常に残念な事実です。

第一に、無規制の医薬品を売るサイバー犯罪者にとって、日本はアメリカに続き、世界で第2位の標的となっています。世界の約10%の不正インターネット薬局ウェブサイトは日本語であり、その他75%は日本語ではありませんが、他の国と共に日本に向けても配送を行っています。日本をはじめ、世界中で違法に販売された未承認医薬品によって、死亡した例や重体になった例が報告されています。これは深刻な問題です。

第二に、GMOの対応は適切でない、という事です。これは、ネットオウルのような日本のレジストラ、また、GoDaddy(アメリカ)、ENom(アメリカ)、Directi(インド)、Blacknight(アイルランド)、Realtime Registrar(オランダ)、その他、世界中のほとんどのドメイン名レジストラは、日本の司法管轄に位置していなくても、日本語の違法インターネット薬局に対してサービスの停止を行っている、という事実によって証明されます。言い換えれば、日本を代表する日本のインターネット会社より、外国の会社の方が、日本国民の健康を守る取り組みを実施しているという事です。これは皮肉な事です。

第三に、GMOインターネットは自らが「日本を代表する総合インターネットグループへ」というスローガンを掲げています。GMOは紛れもなく、日本最大規模のドメイン名レジストラです。日本国外からも日本のインターネット界を代表する会社として認識されています。この「日本を代表する」GMOインターネットが、違法に未承認医薬品を広告、販売するウェブサイトを停止するのを拒絶する世界規模で見ても非常に稀なドメイン名レジストラである事は、残念な事です。

rogue pharacy example

GMOインターネットに登録されている不正インターネット薬局の一例

このレジットスクリプトのレポートでは、弊社レジットスクリプトがGMOインターネットに対して行った数々の働きかけについて記述すると共に、GMOインターネットを利用して違法行為を続けているオンライン薬局ウェブサイトの例を挙げています。また、GMOインターネットからの返答と、GMOインターネットが違法オンライン薬局を登録し続けている事実についても述べています。レジットスクリプトは、このレポートが、なぜ日本を含む世界中で違法インターネット薬局の問題が現在も続いているのか、という点に光を当てる事を期待しています。

GMOインターネットから弊社への返答、また、違法インターネット薬局に対してサービスの提供を続けるというGMOインターネットの強い姿勢は、世界中のドメイン名レジストラの取り組みからかけ離れたものである、という事をGMOインターネットと日本国民は知るべきでしょう。世界中のほとんどのレジストラがインターネット薬局に対しての監視と対策を行っており、その自主的な行動は賞賛に値すべきです。それに反し、GMOインターネットは少数派の非協力的な対応を取っています。GMOインターネットのようなレジストラが少数でも存在し続ける限り、サイバー犯罪を行う者は隠れ続けます。その結果として、インターネットで医薬品を購入する日本人には危険性が付きまとうのです。